LINEモバイル、DMMモバイルともにドコモの回線を利用している格安SIMでドコモで購入したスマホであればそのままで利用できます。
そのため、ドコモからの乗り換え先の候補として上がりやすい格安SIMなのですが、どちらにもメリット・デメリットがあります。
そこでLINEモバイルとDMMモバイルの料金や特徴を比較していきますのでどちらが自分に合っている格安SIMなのかを判断していただければと思います。
もくじ
LINEモバイルの主な特徴
主なSNSアプリがカウントフリー(使い放題)
LINEモバイルの最大の特徴は無料でSNSアプリが使い放題になることです。
たとえば一番利用者が多いプラン「コミュニケーションフリープラン」ではLINE・Twitter・Facebook・Instagramがカウントフリー対象アプリとなり、これらのアプリをどれだけ使用してもデータを消費しません。
また、データを使い切って通信速度制限がかかったとしてもカウントフリー対象のアプリは常に高速で利用できる(カウントフリー対象アプリには通信速度制限は無い)ため、LINEモバイルはこれらのアプリをたくさん利用している方におすすめです。
LINEの年齢認証が可能
LINEの年齢認証をして18歳以上の確認ができると、LINEのID検索ができるようになります。LINEのID検索で友だち追加を頻繁にしている人はこの機能は必須なのではないでしょうか?
ちなみに、年齢認証ができる格安SIMはLINEモバイルのみとなっています。
参考記事: 格安SIMでLINEの年齢認証ができるのはLINEモバイルだけ!LINEモバイルでLINEの年齢認証をする方法
LINEでサポートに問い合わせ可能
一般的に格安SIMでのサポートは電話もしくはメール対応となります。
もちろんLINEモバイルでも電話・メールサポートはありますが、それに加えてLINEでのサポートにも対応しています。
LINEモバイルにはLINE公式アカウントがあり、LINEモバイル公式アカウントを友だち追加することによってLINEで質問をすることができます。
サポートの相手はAI(人工知能)とオペレーターのどちらかを選択することができるため、まずAI相手に質問をしてみてそれでも解決しない場合はオペレーターへ接続するという方法も可能ですし、いきなりオペレーターへ接続することも可能です。
メールや電話で問い合わせするのは面倒…気軽にLINEで問い合わせをしたいという場合におすすめの問い合わせ方法となります。
参考記事: LINEモバイルのLINEで問い合わせできる「いつでもヘルプ」は人工知能(AI)での回答精度がすごい
DMMモバイルの特徴
業界最安の料金プラン
DMMモバイルの最大の特徴は価格の安さです。一番安いプランの「ライトプラン」では440円~で利用でき、格安SIMを利用している方が一番選んでいる「通話SIM3GBプラン」が1,500円、一般的な格安SIMではこのプランを1,600円で提供しているため、100円安く利用できます。
また、データ容量も20GBまで利用できるため、ヘビーユーザーにも重宝されています。
一人で2台持ち、家族3人で格安で利用するなど複数台持ちにも対応
DMMモバイルでは複数枚のSIMを利用する前提のプラン「シェアコース」があり、ネットだけが利用できるデータSIMを3枚まで利用できるプランや、1台は通話機能が利用でき、あとの2台はネットだけが利用できるプランがあります。
そして通話ができるSIMカードを2枚以上利用できるプランでは3台まで利用できるため、別々で契約するよりも家族まとめてDMMモバイルで契約することでさらにスマホ代を節約することが可能になります。
これらのシェアコースでは3台までの利用となっていて、3台で同じデータを分け合って利用することになります。
SNS使い放題のLINEモバイルと価格重視のDMMモバイル
ここまでLINEモバイルの特徴とDMMモバイルの特徴を紹介してきましたが、大雑把に2つを比較するとSNSが使い放題になるLINEモバイルと価格が安いDMMモバイルということになります。
では実際に比較していきましょう。
価格の比較(音声通話SIM)
音声通話SIM | LINEモバイル | DMMモバイル |
200kbps低速プラン | - | 1,140円 |
1GB | - | 1,260円 |
2GB | - | 1,380円 |
3GB | 1,690円 | 1,500円 |
5GB | 2,220円 | 1,910円 |
7GB | 2,880円 | 2,560円 |
8GB | 2,880円 | 2,680円 |
10GB | 3,220円 | 2,890円 |
15GB | - | 3,980円 |
20GB | - | 4,680円 |
お互いの価格を比較しても全てにおいてDMMモバイルが安くなっています。またDMMモバイルは選択肢も多いため、様々なニーズに合わせることができるのも特徴です。
SNS使い放題での比較
LINEモバイルはLINEやTwitterなどのSNSアプリが使い放題になるという最大の特徴があります。そのためDMMモバイルと比べても少し高い料金になっているのですが、実はDMMモバイルにもSNSフリーオプションがあり、月額250円でSNSが使い放題になるオプションを付けることができます。
SNSフリー対象アプリ
LINEモバイル(コミュニケーションフリープラン) | DMMモバイル(SNSフリー) |
追加料金なし | 月額250円 |
LINE、Twitter、Facebook、Instagram | LINE、Twitter、Facebook、Messenger、Instagram |
使い放題対象となるアプリはほぼ同じですが、DMMモバイルがMessengerアプリも使い放題となっています。
DMMモバイルにSNSフリーオプションを追加した場合の比較
音声通話SIM | LINEモバイル | DMMモバイル(SNSオプション付き) |
200kbps低速プラン | - | 1,390円 |
1GB | - | 1,510円 |
2GB | - | 1,630円 |
3GB | 1,690円 | 1,750円 |
5GB | 2,220円 | 2,160円 |
7GB | 2,880円 | 2,810円 |
8GB | 2,880円 | 2,930円 |
10GB | 3,220円 | 3,140円 |
15GB | - | 4,230円 |
20GB | - | 4,930円 |
DMMモバイルに月額250円のSNSフリーを追加すると、一般的な3GBプランでは60円ほどLINEモバイルの方が安くなるなど、データ容量によってはLINEモバイルの方が安くなるプランもあります。
◆価格比較のまとめ
料金だけで見るとDMMモバイルの方が安いが、SNS使い放題になるとLINEモバイルの方が安くなるプランもあるため、SNSをたくさん使う人はDMMモバイルのSNSフリーオプションを追加した場合の価格で比較するようにしましょう!
かけ放題で比較
LINEモバイル、DMMモバイルともに10分かけ放題が利用できます。
10分かけ放題オプション料
LINEモバイル | DMMモバイル |
880円 | 850円 |
また、通話料が半額になる「通話料半額アプリ」もLINEモバイル、DMMモバイルともに用意されています。
通話料半額アプリとは月額無料で利用できるアプリで、通常30秒20円の通話料が30秒10円になるアプリです。
基本料が無料になるため、利用しなければ損になるアプリです。
◆かけ放題での比較まとめ
通話料半額アプリはどちらも使える。10分かけ放題は30円だけDMMモバイルが安い
SNS使い放題に魅力を感じるならLINEモバイル、大容量プラン・複数台利用ならDMMモバイル
LINEやTwitterなどが使い放題になることに魅力を感じる方であればLINEモバイルの3GBプランがおすすめです。
これらのSNSアプリはデータを消費しないため、あまりデータ容量は使いません。そのためSNSが使い放題になる3GBプランで比較するとLINEモバイルの方が安くなるためLINEモバイルがおすすめです。
しかし、LINEモバイルの最大データ容量は10GBまでとなっているため、動画をたくさん見るようなヘビーユーザーには向きません。また、DMMモバイルでは3台まで格安で利用できるシェアコースがあるため、2台持ちや家族での利用であればDMMモバイルがおすすめとなります。
まとめ
・SNS使い放題に魅力を感じるなら…LINEモバイルの3GBプラン(1,690円)
・10GB以上の大容量プランに魅力を感じるなら…DMMモバイルの15GB以上プラン(3,980円~)
・2台持ち以上なら…DMMモバイルのシェアコース(1,980円~)
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