ドコモのスマホをお使いの皆さん、おめでとうございます!
格安SIMは大手キャリアの回線を借りて運営しているのですが、そのほとんどがドコモ回線を使用しているため、たくさんの格安SIMの中から選び放題となっています。
それでは、現在ドコモのスマホを利用している方に向けて、あなたに最善の乗り換え先の格安SIMを紹介していきますが、乗り換えた後に失敗した!とならないように乗り換えた場合のデメリットなども紹介しますので、デメリットも知った上での乗り換えをおすすめします。
もくじ
今使っているスマホがそのまま使える格安SIMはこちら
現在の格安SIMはほとんどがドコモの回線を借りて運営しています。そのため、ドコモ系の格安SIMは非常にたくさんありますが、その中でもSIMキングがおすすめするのはこちらの7つの格安SIMです。
また、mineo・BIGLOBEモバイル・IIJmioに関してはドコモ回線に加え、au回線も利用できますが、ドコモ回線は「D」が付いたプランとなります。
①LINEモバイル
②OCNモバイルONE
③mineo(Dプラン)
④楽天モバイル
⑤BIGLOBEモバイル(タイプD)
⑥IIJmio(タイプD)
⑦DMMモバイル
それでは順番に良いところと残念なところを紹介していきます。
LINEモバイル「SNSアプリが使い放題」
◆LINEモバイルのここがスゴイ!
・LINE、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSアプリがカウントフリー(使い放題)
・LINEで残りのデータ残量が確認できる
・LINEモバイルのユーザー同士でデータをプレゼントできる
・LINEモバイルのわからないことを気軽にLINEで質問できる
・格安SIMで唯一、LINEのID検索が可能
◆LINEモバイルのここが残念
・取り扱い端末が少ない
・選べるデータプランが少ない
LINEモバイルの最大の特徴はLINE、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSアプリがカウントフリーになることです。
例えばLINEの音声通話やビデオ通話もカウントフリーとなり、どれだけLINEで通話をしてもデータを消費しないため、ずっと友達や家族とLINEで通話し続けてもデータの消費を気にする必要がありません。
それからInstagramに画像や動画をたくさん投稿する人、よく見る人にもおすすめじゃ。
LINEモバイルの残念な点としては、LINEフリープランが1GBのみ、コミュニケーションフリープランが3GB、5GB、7GB、10GBという選択肢が少なく、大容量プランが無いことです。
しかし、LINEやTwitterなどのSNSアプリの利用が多い方であれば、大容量プランが無くても通信速度制限に悩まされることもあまりありません。
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OCNモバイルONE「かけ放題が充実」
◆OCNモバイルONEのここがスゴイ!
・10分かけ放題、トップ3かけ放題、かけ放題ダブルと格安SIMが充実
・スマホがとにかく安い
・データの日割りプランが人気
◆OCNモバイルONEのここが残念
・他社の格安SIMに比べちょっとだけ高い
格安SIMにはどれだけ通話しても定額の「かけ放題」を提供しているところがほぼありません。以前、楽天モバイルも”無制限かけ放題”を月額2,380円で提供していましたが、採算が合わず2018年3月末をもって終了となりました。
現在、格安SIMのかけ放題は「10分」が主流で、ほどんどの場合10分かけ放題はありますが、OCNモバイルONEは「10分かけ放題(月額850円)」に加え、その月にたくさん通話をした上位3人への通話料が自動的に無料になる「トップ3かけ放題(月額850円)」、そして10分かけ放題とトップ3かけ放題を合わせた「かけ放題ダブル(月額1,300円)」が利用できるため、通話時間が多い方におすすめです。
つまり長電話をする相手が3人以内だったら、ほぼ無制限かけ放題と同じなんじゃ。
ちなみに他社の音声通話SIMの3GBプランは1,600円が相場ですが、OCNモバイルONEは1,800円となっているため、ちょっとだけ高いというのがデメリットです。
ただし、かけ放題がこれだけ充実している格安SIMは他にはありません。通話をたくさんするならOCNモバイルONEです。
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mineo「フリータンクで毎月1GB無料で追加できる」
◆mineoのここがスゴイ!
・月末にデータが足りなくなってもフリータンクで1GBまで追加できる
・日本全国にmineoの店舗がある
・パケットをヤフオク!で激安で購入できる
・わからないことをコミュニティサイト「マイネ王」で質問できる
◆mineoのここが残念
・スマホ端末の割り引きが無いのでスマホを買うとちょっと高い
mineoはドコモ回線に加え、au回線の取り扱いもあり、「ドコモとauのiPhoneがそのまま乗換えれる」というのが人気となっていますが、ドコモユーザーからしたらauのスマホも乗り換えられるよ!と言われてもそんなもん知らんがな!ですよね。
「そのまま乗り換えれる」ということ以外には月末にデータが少なくなっても1GBまで無料で追加できるフリータンクというサービスが非常に人気を集めています。
それ以外にもデータをプレゼントできる「パケットギフト」という仕組みを利用して、mineoのデータをヤフオク!で激安で購入することもできます。
ちなみにドコモで1GBを追加で購入すると1,000円ですが、ヤフオク!でmineoのデータを購入すると1GBあたり約100円で購入できます。
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楽天モバイル「楽天のポイントが貯まり、ポイントで支払い可能」
◆楽天モバイルのここがスゴイ!
・100円の利用につき1ポイント貯まる
・他の楽天のサービスで貯めたポイントで楽天モバイルの支払いが可能
・端末のセールが頻繁に行われている
・20GB、30GBの大容量プランが他社に比べ安い
◆楽天モバイルのここが残念
・無制限のかけ放題が終了した
楽天モバイルはご存知「楽天グループ」のため、楽天の様々なサービスを利用して貯まった「楽天スーパーポイント」で楽天モバイルの使用料を支払うことができます。
また楽天モバイル100円の利用につき1ポイント貯まり、さらに楽天カードで支払いをすると楽天カードにも1ポイント貯めることができるため2倍のポイントを貯めることができます。
デメリットとして上げているのが、2018年3月いっぱいで終了になった「かけ放題」です。格安SIMでは無制限のかけ放題は非常に珍しいため、それを目当てに楽天モバイルに乗り換えた人もたくさんいたのにも関わらず、採算がとれないため終了してしまいました。
楽天モバイルは通話をたくさんする方にとってはあまり良い格安SIMでは無くなりましたが、20GB、30GBのプランが安い、スマホが安く買えるなどというメリットもあるため、楽天のサービスをたくさん使っている人にはおすすめの格安SIMです。
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BIGLOBEモバイル「YouTubeのカウントフリーがすごすぎる!」
◆BIGLOBEモバイルのここがスゴイ!
・カウントフリーオプションでYouTubeが見放題
・1万円以上のキャッシュバックキャンペーンが頻繁に行われている
◆BIGLOBEモバイルのここが残念
・端末の支払いが分割払いにしか対応していない
BIGLOBEモバイルの最大の特徴は何と言っても「エンタメフリーオプション」です。
エンタメフリーオプションは「YouTube、AbemaTV、Google Play Music、Apple Music、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music、U-NEXT、YouTube Kids」がカウントフリーとなり、これらのアプリをどれだけ利用してもデータを消費しません。
スマホを使う上でデータの消費が最も多いのが動画の視聴で、その中でも最も利用されている「YouTube」がカウントフリーになるということはもの凄いことです。このオプションを追加することで、もうYouTubeを見るときにデータ消費を気にする必要がありません。
でもカウントフリーオプションなら480円(月額)をプラスするだけでYouTubeが見放題になるんじゃ。
ドコモの大容量プランで契約すると1万円はするから、BIGLOBEモバイルに乗換えるとめっちゃ節約できるな!
BIGLOBEモバイルの音声通話SIMの3GBプランは1,600円、エンタメフリーオプションは480円のため、月々2,080円でYouTube見放題のプランが利用できるということになります。
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BIGLOBEモバイルを徹底解説!料金プラン・特徴・評判、iPhoneやXperiaは使えるの?
運営会社 ビッグローブ株式会社 最低利用期間(データ通信SIM) なし 最低利用期間(音声通話SIM) 1年解約金8,000円 かけ放題 ・10分かけ放題(830円/月) ・通話パック90(830円/ ...
IIJmio「購入できる端末のバリエーションNo.1」
◆IIJmioはここがスゴイ!
・30機種以上のスマホから選べる
・家族間の通話がお得
・DMMモバイルなど、他社格安SIMへ技術提供するほど技術力に定評がある
◆IIJmioのここが残念
・選べるデータ容量が3タイプしかない(3GB、6GB、12GB※)
※2018年4月1日より10GBプランが12GBに増量
IIJmioは自社だけでなく、DMMモバイルやU-mobileなど他社の格安SIMへ技術提供をしている特殊なMVNO※です。通信速度の安定度には定評があり、毎年行われている様々な満足度調査で常にトップクラスを維持しています。
また、購入できるスマホの機種が多く、他社では買えない珍しいスマホが買えるため、誰も持っていない珍しいスマホが欲しいという方におすすめです。
※MVNOとは格安SIMを販売している会社のこと
IIJmioで買えるニッチなスマホ
・CAT S60:サーモグラフィーカメラ搭載
・ZenFone AR:VRに加えARも搭載したスマホ
・Moto Z2 Play:プロジェクターの Moto Mods を背面に装着することで最大70インチでスマートフォンの画面を投影できる
・GRANBEAT:ONKYOが開発した、とにかく音にこだわったハイレゾスマホ
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DMMモバイル「業界最安!とにかく安く抑えたいならここ」
◆DMMモバイルはここがスゴイ!
・とにかく安い(月額440円~)
・1GB~20GBまでたくさんのデータプランの種類がある
・家族の利用や2台持ちも安く使えるシェアプランあり
◆DMMモバイルのここが残念
・安さ以外に様々な特徴が無い
とにかく安さを求めるならDMMモバイルです。
ネットだけが利用できるデータ通信SIMでは440円から、通話もネットもできる音声通話SIMが1,140円からとDMMモバイルは格安SIMの中で最も安くなっています。
また、1GB、2GB、3GB、5GB、7GB、8GB、10GB、15GB、20GBとこれだけデータ容量選べるのも他社では見かけませんので、自分にぴったりのデータ容量を見つけることができるでしょう。
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格安SIM業界最安値で人気のDMMモバイルの最安プランはいくら?
格安SIMはその名の通り価格が安いのが特徴ですが、数ある格安SIMの中でも最も安いのが「DMMモバイル」です。業界最安の440円~で利用でき、その他のプランも他の格安SIMと比べても安い料金体系になっ ...
ドコモから格安SIMに乗り換えたらどれくらい安くなるの?
格安SIMに乗換えるとどれくらい月々安くなるのか、ドコモの最安プランと同等のプランで比較してみましょう。
かけ放題 | データ容量 | ネット接続料 | 合計 | |
ドコモ | 1,700円(5分) | 3,500円(2GB) | 300円 | 5,500円 |
LINEモバイル | 880円(10分) | 1,690円(3GB) | - | 2,570円 |
OCNモバイルONE | 850円(10分) | 1,800円(3GB) | - | 2,650円 |
mineo | 850円(10分) | 1,600円(3GB) | - | 2,450円 |
楽天モバイル | 850円(5分) | 1,600円(3.1GB) | - | 2,450円 |
BIGLOBEモバイル | 830円(10分) | 1,600円(3GB) | - | 2,430円 |
IIJmio | 830円(10分) | 1,600円(3GB) | - | 2,430円 |
DMMモバイル | 850円(10分) | 1,500円(3GB) | - | 2,350円 |
ドコモはかけ放題は必須ですが、以下の格安SIMのかけ放題はすべてオプションのため、かけ放題が必要ない方はさらに約850円節約できます。
かけ放題が必要ない人が毎月1,700円も余分に払ってるなんて、よく考えたら究極の無駄遣いじゃからな。
かけ放題が無いシンプルプランに騙されないで!
かけ放題を必要としない方向けに、ドコモにはシンプルプランという月額980円で利用できるというプランがありますが、家族でドコモを使用するか、一人の場合20GBや30GBの大容量プランを利用していなければいけません。
2人で利用の場合(5GBを2人で分け合う)
親回線 | 子回線 | |
シンプルプラン | 980円 | 980円 |
5GB | 6,500円 | 500円 |
ネット接続料 | 300円 | 300円 |
ずっとドコモ割(2年縛り) | -800円 | - |
合計 | 6,900円 | 1,780円 |
2人を合計すると「6,900円+1780円=8,680円」となり、一人あたり4,340円となります。
1人で利用の場合
1人での利用の場合は20GB、30GBプランがシンプルプランの対象となります。
価格 | |
シンプルプラン | 980円 |
ネット接続料 | 300円 |
20GB | 6,000円 |
ずっとドコモ割(2年縛り) | -800円 |
合計 | 6,480円 |
このように一見安いと見せかけて、実は家族や大容量プランで契約しなければシンプルプランは選べないなど、2年縛りに加え、プラン選びにもガッチガチの縛りがあるのがドコモの特徴です。
今使っているスマホをそのまま使うなら「SIMカードサイズ」を間違えないように注意
ドコモで購入したスマホであればSIMロック解除をしなくてもドコモ系の格安SIMで利用できますが、SIMカードサイズは機種によって違うため、今使っているスマホに使われているSIMカードサイズを間違わないように申し込みましょう。
ちなみにiPhoneの場合、iPhone5~iPhone Xまですべて「nanoSIM」が使われています。
申し込みたい格安SIMの公式サイトにアクセスし「動作確認端末」もしくは「申し込み時」に、どのサイズのSIMカードが使用されているかを確認することができます。
・LINEモバイル公式サイトでチェックする
・OCNモバイルONE公式サイトでチェックする
・mineo公式サイトでチェックする
・楽天モバイル公式サイトでチェックする
・BIGLOBEモバイル公式サイトでチェックする
・IIJmio公式サイトでチェックする
・DMMモバイル公式サイトでチェックする
ドコモからMNPを利用して格安SIMに乗換える方法
ドコモから格安SIMに乗換える前に解約金が発生しない「更新月」の確認をしましょう。ドコモには2年縛りがあり、契約から2年後にやって来る2ヶ月間のみだけが解約手数料が発生しない期間となります。
それ以外で解約してしまうと9,500円の手数料が発生するため、できるだけ手数料が発生しない月に解約することが無駄な費用を使わずにすみます。
更新月の確認方法は、ドコモショップで聞くか、My docomoにログインして確認することができます。
格安SIMでは1ヶ月2,000円~3,000円安くなるため、9,500円の解約手数料も3ヶ月ほどで回収できます。そのため3ヶ月以内に更新月が来るのであれば更新月まで待って、4ヶ月以上先の場合は待つよりも9,500円払ってでもすぐに乗り換えた方が高いスマホ代を支払う期間を短くできるので、トータルでお得になります。
MNP予約番号を取得する
今使用している電話番号を変えずに乗換えるにはドコモでMNP予約番号を取得する必要があり、「ドコモショップ、ネット、電話」の3つのいずれかの方法で取得できます。
ネットの場合はMy docomoから行いますが、やり方がわからない…という場合にはドコモに電話をかけて「MNP予約番号を欲しいのですが」と伝えましょう。
実際に格安SIMへ乗り換えが完了した時点でドコモは自動解約になるんじゃ。
◆電話でMNP予約番号を取得する場合
ドコモ携帯から:151(通話料無料)
その他電話から(携帯可):0120-800-000
受付時間:9:00~20:00
◆ネットでMNP予約番号を取得する場合
MNP予約番号は15日しか期限が無いので注意が必要!
MNP予約番号は取得から15日しか有効期限がありません。そして格安SIMにネットから申し込む場合は10~12日以上の有効期限が残っている必要があるため、MNP予約番号を取得してからできるだけ早く申し込む必要があります。
しかし、有効期限が無くなってしまってもドコモが解約されたわけではないため、再度取り直しをすればいいだけですので慌てなくても大丈夫です。
◆10日以上も有効期限が残っている必要がある理由
格安SIMに申し込みをしてからSIMカードやスマホが届くまで3日~1週間程度かかり、実際にドコモが解約されるのは乗り換えが完了した時点になるため、切り替えまでの余裕が持てる10日以上の有効期限が必要になっている。
MNPを利用して乗換える際の手数料について
MNPを利用して格安SIMに乗換える際の手数料は、まず更新月で無い場合は解約手数料として「9,500円」
そしてMNP移転の手数料として「2,000円」
さらに格安SIMの契約事務手数料として「3,000円」となります。
合計9,500円+2,000円+3,000円=「14,500円」もかかる場合があります。
ドコモを利用している方の中には1ヶ月で10,000円の支払いをしている方もいるのではないでしょうか?そのスマホ代が格安SIMでは半額以下まで節約できます。
乗り換え費用は初回だけですが、スマホ代はずっと払い続けていくものです。数年~数十年も…
初回に5,000円もしくは14,500円かかったとしても、今後ずっと高いドコモで使っていくのと比べるとどちらがお得かは一目瞭然ですよね?
電話番号が変わっても構わない場合はドコモショップで解約が必要
電話番号をそのまま使う場合はMNP予約番号をネットか電話で取得できるため、ドコモショップに行かなくても乗り換えが完了した時点で自動的にドコモが解約になります。
しかし電話番号が変わっても構わない場合は格安SIMは新規申し込みになるため、ドコモショップに行ってドコモを解約する必要があります。
SIMカードが届いたら「APN設定」と「MNPの切り替え」をやろう!
ネットで申し込みをすると3~7日後にSIMカードやスマホが届くので、そのSIMカードをスマホに入れて2つの設定をする必要があります。
①APN設定(スマホがネットに接続できるように設定する)
APN設定はスマホをネットに接続する設定です。iPhoneの場合は非常に簡単でSIMカードと一緒に送られてきた用紙にQRコードやURLなどが記載されているため、それを読み取り「プロファイルをインストール」するだけです。
しかし、iPhoneの場合はインターネットに接続できる状態でなければプロファイルのインストールができないため、Wi-Fiに接続するか、これまで使用していたSIMカードでまだネットに繋がる場合はその状態でプロファイルをインストールした後に送られてきたSIMカードに入れ替えましょう。
Androidの場合は「設定」から自分で手入力をします。こちらもSIMカード一緒に送られてきた用紙に設定方法が書かれているので、その通りに入力するだけです。
②MNPの切り替え(電話番号を格安SIMに移行する)
電話番号をそのまま利用する場合はMNPの切り替えが必要になります。MNPの切替方法は格安SIMによって異なりますが、マイページにログインして切り替えるか電話をして切り替えるかのどちらかになります。
こちらもSIMカードと一緒に送られてくる用紙に切り替え方法が書かれています。
APN設定とMNPの切り替えはこちらで紹介しています(例:LINEモバイル)
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【超簡単】LINEモバイルにMNPを利用して乗換える方法と初期設定まとめ
LINEモバイルに申し込みをすると2~3日でLINEモバイルからSIMカードが届き、そのSIMカードを利用したいスマートフォンに挿し込み、MNP切り替えの連絡とAPN設定などの初期設定を行うことでLI ...
格安SIMのデメリットとは
格安SIMに乗換えるとこんなにスマホ代が節約できて、生活が楽になったり、お小遣い増えてウハウハのように思えますが、実は格安SIMにもデメリットはあります。
デメリット①特にお昼になると速度が遅くなる
格安SIMは「朝・昼・夕方」などスマホを使う人が増える時間帯になると通信速度が遅くなってしまいます。中には1Mbpsを切ってしまう格安SIMもあるため、このような混み合う時間帯にはサイトの表示が遅くなったり、YouTubeが満足に見れないなど、スマホの使用に支障をきたす場合があります。
安さの裏にはこういったデメリットがあるから、そこは知っておこう!
ただし遅くなる時間帯は主に12時~13時の1時間のみですので、そこだけを我慢するだけですし、混み合う時間帯でも3Mbps以上出ていれば、使用にはほぼ支障はありませんので、そこまで”激おそ”になるということはありません。
※通信速度は利用する地域によっても異なります
デメリット②サポート店が無くなる
ドコモショップは全国どこにでもあるため、わからないことがあればすぐにドコモショップに行って聞いてサポートを受けるということができています。しかし、格安SIMの場合は基本的にはメールや電話でのサポートがメインになります。
mineoやイオンモバイルのように店舗がたくさんある格安SIMもあるので、サポートが無くなると困るという方はmineoやイオンモバイルのように店舗がたくさんある格安SIMを選びましょう。
しかし、家族や近所にスマホに詳しい人がいる場合は問題ないですね。
デメリット③「@docomo.ne.jp」のメールアドレスが使えなくなる
ドコモのメールアドレスはドコモを利用している方しか使えません。すでにGmailなどのフリーメールを使っている方であれば問題ありませんが、@docomo.ne.jpのアドレスが無くなると困るという人は格安SIMへの乗り換えは止めておきましょう。
デメリット④ドコモ払い(キャリア決済)が使えなくなる
ドコモには「ドコモ払い」というドコモのスマホ代と合算してネットショップでの買い物やゲームの課金の支払いができるようになっています。
そのためクレジットカードが無くても、買い物やゲームの課金ができるのですが、格安SIMは基本的に申し込み時にもクレジットカードが必要になるため、クレジットカードを持っていない方は不便になる可能性があります。
また、クレジットカードを持っていなくても申し込みできる格安SIMとしては「楽天モバイル」や「OCNモバイルONE」などがあります。
⑤特定のAndroidスマホが買えなくなる
日本仕様のXperiaやGalaxyなどはドコモなどの大手キャリアでしか購入できません。
iPhoneであればアップルストアやアップルのサイトで新品のSIMフリー版を購入できますが、XperiaやGalaxyじゃないとイヤ!という機種にこだわりがある方にはデメリットになります。
SIMフリー版Xperiaを買って使ってみた感想はこちらで紹介しています
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海外版Xperiaを格安SIMで使ってみた結果 ・使用感は全く問題なし ・不要なアプリがインストールされていない ・もちろん、「docomo」などのロゴは無し ・防水は対応しているが、おサイフケータイ ...
キャンペーンを利用してお得に乗り換えよう!
格安SIMは定期的にお得なキャンペーンが開催されています。乗り換えようと思っている格安SIMにお得なキャンペーンがあるかはこちらのページで紹介しています。
毎月更新しているので良いキャンペーンがあったら、損をしないように必ずその期間中に乗り換えましょう。
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2018年11月の格安SIMキャンペーンまとめ
2018年10月に開催されている格安SIMのキャンペーンを紹介します。 最もおすすめなキャンペーンは、ついにソフトバンク回線の取り扱いを開始したLINEモバイルの6ヶ月間900円割引キャンペーンです。 ...