格安SIMへ乗り換え時や機種変更をした際にはAPN設定というスマホをネットに接続するための設定が必要になります。
Androidは基本的に自分で入力して設定しますが、iPhone(iOS)の場合プロファイルをダウンロードしインストールする必要がありました。mineoスイッチから直接インストールできることでSIMカードの挿し替え時にWi-Fiの接続も不要になり、機種ごとに異なるプロファイルもわかりやすくなったことから簡単にAPN設定ができるようになりました。
mineoスイッチからプロファイルをインストールする方法
mineoスイッチは、残りのデータ量を確認したり、200kbpsまで速度を落とすことによってデータ量を節約することができる機能があるアプリです。このアプリからiPhone用のAPN設定に必要なプロファイルをインストールすることが可能になりました。
メニュー
プロファイル
利用しているプランや機種に応じてプロファイルを選択。
mineoにはドコモ回線を利用した「Dプラン」とau回線を利用した「Aプラン」から選択することができ、Aプランでは利用している機種によってプロファイルが異なります。
インストール
この機能追加はコミュニティサイト「マイネ王」への投稿から生まれた
mineoにはmineoユーザーが購入するマイネ王というコミュニティサイトがあり、わからないことを質問できるQ&Aや掲示板や、mineoスタッフにこういうサービスや機能を追加して欲しいという要望をだすことができる「アイデアファーム」というカテゴリがあります。
今回のこの機能追加はアイデアファームに投稿されたアイデアから生まれた機能になります。
mineoスイッチに構成プロファイルインストール機能がほしい
某IIJmi◯「みおぽん」(←伏せてません)の機能がmineoにもあるといいな、というだけの話なのですが、iOS版「mineoスイッチ」で、iOSのAPN設定用構成プロファイルがネットへの接続なしにインストールできるとうれしいですね。
「mineoスイッチ」の場合難しいのはAプランとDプランがあることに加え、Aプランの場合構成プロファイル自体がiPhone 6系とiPhone 5系とで違っているので、「SIMカードのキャリアがauかdocomoか」と「デバイスがどのiPhoneか」を見分ける必要があって、アプリ側で判定するかユーザに選択させる(アプリには判定ロジックを組み込まない)かを考える必要があり、若干ハードルが高いのかもしれませんが…
前者には、ユーザが、インストールする構成プロファイルを間違えることがないというメリットがある反面、新モデルへの追従が面倒くさいというデメリットがあります(モデル番号からどの構成プロファイルをインストールさせるかということを結びつけるにはひたすらアプリ内部のデータベースが更新されるしかないため)。後者のメリット・デメリットはもちろんその逆です。
マイネ王アイデアファームより
やはり大企業になるとこういった小回りが効いたことはできないが、マイネオはユーザーとの距離が近いから要望が通るということもある
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