ポイント!
- MNP予約番号はマイページから取得する
- データ通信SIMはMNP予約番号は取得できない
- 格安SIMにも縛りがあるので乗り換え前にチェックしておこう!
一般的にドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアからスマホ代を節約するために格安SIMへ乗り換えを検討することが多くなりますが、格安SIMにしたはいいけど色々な比較サイトや口コミを見てたらやっぱり他の格安SIMの方が良かったと思うこともあるかもしれません。
基本的に大手キャリアから格安SIMへの乗換方法と同じやり方なのですが、格安SIMから格安SIMへ乗換える際に知っておかなければいけない2つの点がありますので、わかりやすく紹介したいと思います。
もくじ
格安SIMから他の格安SIMへ乗り換える場合はマイページからMNP予約番号を取得する
格安SIMから格安SIMへ乗り換える際に電話番号を買えたくない場合は、大手キャリアからの乗り換えと同じようにMNP予約番号を取得する必要があります。
ただし大手キャリアの場合はショップでもMNP予約番号を取得することができますが、格安SIMは基本的にマイページから取得します。
予約番号をマイページから取得する(LINEモバイルの場合)
下の画像はLINEモバイルのマイページですが、マイページのメニューに「解約・MNP転出」があり、ここから解約もしくは他社に乗り換える場合のMNP予約番号を取得します。
LINEモバイルじゃなくても格安SIMの解約や乗り換えはマイページから行うのが基本じゃ
注意点①データ専用SIM(SMSオプション含む)の場合はMNP予約番号は取得できない
ただし、電話番号を変えずに乗り換えができるのは音声通話SIMで契約している場合のみとなり、ネットの利用しかできないデータ専用SIM(SMSオプション付きの場合も)の場合は電話番号そのままで乗り換えはできません。そのためデータ専用SIMの場合は解約をして、新たに別の格安SIMに契約しなければいけません。
SMSオプションを付けて、SMSでやり取りをしている人は注意が必要!
SMSでメッセージ(ショートメール)のやり取りをしている場合、電話番号宛ににメッセージが届いています。しかしデータ専用SIMでは電話番号をそのままで乗換えることができないため、乗り換え(解約)すると電話番号が変わってしまいます。
注意点②縛り期間とMNP移転費用が必要
格安SIMは大手キャリアのように2年縛りまでとはいきませんが、基本的に1年間の縛りがあります。そのため格安SIMから乗り換える場合はどれくらい縛りの期間があるかを確認しておく必要があります。
ちなみにデータ通信のみタイプは縛りはなく、いつ解約しても解約金が発生しない格安SIMがほとんどです。
主な格安SIMの縛り一覧
ドコモなどの大手キャリアの解約手数料がかからない期間は2年縛りが終わった後の2ヶ月間のみですが、格安SIMの場合は縛り(最低使用期間)が終わった後であれば、いつ解約しても解約手数料は発生しません。
音声通話付きSIM | |||
最低使用期間 | 解約手数料 | MNP移転費用 | |
IIJmio | 利用開始日の翌月から12ヶ月 | (12ヶ月-利用開始月を0ヶ月とした利用月数)×1,000円 | 3,000円 |
OCNモバイルONE | 6ヶ月 | 8,000円 | 3,000円 |
mineo | なし | 0円 | 1年以内のMNP移転の場合11,500円 1年以降は2,000円 |
DMMモバイル | 利用開始日の翌月から12ヶ月 | 9,000円 | 3,000円 |
楽天モバイル | 12ヶ月 | 9,800円 | 3,000円 |
BIGLOBEモバイル | 利用開始日の翌月から12ヶ月 | 8,000円 | 契約開始月(1カ月目)~3カ月目のMNP転出は6,000円 4カ月目以降のMNP転出は3,000円 |
LINEモバイル | 利用開始日の翌月から12ヶ月 | 9,800円 | 3,000円 |
nuro mobile | 利用開始日の翌月から12ヶ月 | (12ヶ月-利用開始月を0ヶ月とした利用月数)×1,000円 | 3,000円 |
これはドコモなどの大手キャリアもかかるから仕方がないが…
大手キャリアからの乗り換えの場合は縛り期間中に解約した場合の解約金9,500円がかかったとしても、格安SIMに乗り換えることでスマホ代が安くなるので2~3ヶ月ほどで元を取ることができます。
しかし格安SIMから格安SIMへの乗り換えの場合は格安SIM同士の価格はほとんど変わらないため、解約手数料が発生するというのはかなりの痛手になります。
乗り換え先におすすめの格安SIM
格安SIMに乗り換えたけど不満だった。という理由で最も多いのが以下の3点です。
格安SIM不満ランキング
1位:通信速度が遅かった
2位:かけ放題が無かった(5分かけ放題しか無かった)
3位:大容量プランが無かった
よくありがちなのが、格安SIMって安いけど速度が遅くてクソだな!という不満ですが、そのような方には格安SIMの中で最も通信速度が速いUQモバイルがおすすめです。
また、2つのかけ放題でほぼ無制限かけ放題のように使えるOCNモバイルONEなど、このような理由で乗り換えを検討している方にオススメの格安SIMを紹介します。
通信速度が遅くて困っていた方はUQモバイルがオススメ
UQモバイルは格安SIMの中でも最速!
UQモバイルは数ある格安SIMの中でも最も通信速度が速い格安SIMで、こちらはMMD研究所が2018年2月に調べた格安SIM各社の通信速度です。最も高速なのはUQモバイルで最高速度は約40Mbps、最も遅い時間帯でも20Mbpsを超えています。
UQモバイルを実際に使用している方のツイートでもUQモバイルは速いと評判ですね。
UQモバイル、2日ほど使ってみたけど噂どおり通信速度速い。前のLINEモバイルは12時~13時ぐらいにかなり速度落ちたけど、昼も快適。
— さとけん (@sa10ken1) 2018年5月5日
UQモバイルのほうが確実に速い。それも、低速に切り替えた状態ですらiijより速い。
— TUKI (@2innie) 2018年4月30日
楽天モバイル使ってる留学生にUQモバイル勧めたらスピード速いのに安すぎて驚いてた
— ぴたかん@ガジェット垢 (@Pitakan3) 2018年3月2日
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルは5分かけ放題(おしゃべりプラン)、無料通話(ぴったりプラン)がメインのプランで、1年間は1,000円割り引きが適応され、2年間はデータ容量が2倍で利用できます。
また、5分かけ放題などが必要ない方は、データ容量3GBのプラン「データ高速+音声通話プラン」が1,680円となります。
かけ放題が無くて困っていた方はOCNモバイルONEがオススメ
OCNモバイルONEはかけ放題オプションが豊富!
OCNモバイルONEはこれまで5分かけ放題が主流だった格安SIM業界で、初めて5分かけ放題と同じ価格で10分かけ放題に無料通話時間を拡大したMVNOです。
そして、その月に最も多く電話をかけた上位3人の通話料が無料になるトップ3かけ放題というかけ放題のオプションもあり、10分かけ放題とトップ3かけ放題を組み合わせた「かけ放題ダブル」は月額1,300円でほぼ無制限かけ放題のような使い方ができるようになりました。
OCNモバイルONEのかけ放題
かけ放題名 | 価格 | 特徴 |
10分かけ放題 | 850円 | 10分以内(1通話あたり)の通話料が無料になる |
トップ3かけ放題 | 850円 | その月にかけた上位3人の通話料が自動的に無料になる |
かけ放題ダブル | 1,300円 | 10分以内が無料となり、上位3人の通話料が無料になる |
OCNモバイルの料金プラン
◆料金例
音声通話SIM3GB:1,800円
音声通話SIM3GB+10分かけ放題:2,650円
音声通話SIM3GB+かけ放題ダブル:3,100円
大容量プランが無くて困っていた方へ20GB以上の大容量プランがある格安SIM
10GBまでのプランしか無いような格安SIMもあるため、10GBじゃ足りなかったので乗換えるという方におすすめの20GB以上の大容量プランを用意している格安SIMを紹介します。
以下はすべてドコモ回線を使用した格安SIMで、mineo(マイネオ)のみau回線も利用できるマルチキャリアに対応しています。
MVNO名 | 最大データ容量 | データ通信SIM | 音声通話SIM |
楽天モバイル | 30GB | 5,450円 | 6,150円 |
mineo | 30GB | 5,900円 | 6,600円 |
OCNモバイルONE | 30GB | 6,050円 | 6,750円 |
BIGLOBEモバイル | 30GB | 7,450円 | 7,450円 |
U-mobile MAX | 25GB | 2,380円 | 2,880円 |
DMMモバイル | 20GB | 3,980円 | 4,680円 |
安さでは25GB限定のプランですが20GB以上の大容量プランではU-mobileの「U-mobile MAX」というプランがコスパが一番良く、30GBでは楽天モバイルが最も安く利用できます。
最後に
格安SIMから格安SIMへの乗り換えをする際は、データ通信のみタイプはMNP移転は不可。そしてほとんどの場合が1年間の縛りがあるため、1年使ってからの乗り換えましょう。