HUAWEI nova lite2は2万円以下で購入できる”格安なスマホ”であるにもかかわらず、高性能で様々な機能も搭載しているため、設定を変更することでさらに使い勝手が良くなります。
そこで、HUAWEI nova lite2を買ったけどイマイチ使い方がわからないという方や、HUAWEI nova lite2を買いたいけど他の機種とどんな違いがあるんだろう?と思っている方に向けて独自の便利機能とその設定方法を紹介します。
なお、ここで紹介するのは設定アプリからの設定がメインになるので、こちらのアプリから設定を行っていきます。(一部設定アプリを使用しない設定も紹介しています)
もくじ
画面全体の表示に関する設定
スリープまでの時間の設定や画面の文字の大きさ変更、夜に操作する場合のブルーライトカットの方法などを紹介します。
①スリープまでの時間を設定する
スマホでのよくある困りごとが、すぐに画面が暗くなってしまうということです。初期設定では30秒や1分が多いため、これでは画面を眺めているとすぐに画面が暗くなってしまいます。
設定→画面
スリープ
スリープで好きな時間を設定します。すぐに画面が暗くなってしまう…と困っている方は5分もしくは10分に設定しましょう。
②画面と文字の大きさを変更
文字が小さすぎて読みづらいという方は文字を大きくしましょう。
設定→画面→表示モード
スライダーを動かすことで「小・デフォルト(中)・大」の変更が可能です。
また、表示モード以外にも文字サイズの変更も可能になっているため、表示モードを「大」にしてもまだ小さいと感じる方は文字サイズも大きくしてみて下さい。
③バッテリー残量をパーセントで表示する
画面右上に表示されているバッテリーは初期状態ではパーセント表示されおらず、アイコンのみが表示されています。
これでは、あとどれくらいバッテリーが残っているのか分かりづらいので、バッテリー残量をパーセント表示する方法を紹介します。
設定→電池(アプリと通知でも設定可能)
電池残量表示位置
「アイコンの隣」か「アイコン内」のどちらか好きな方を選択します。(見やすいのはアイコンの隣です)
④夜になると自動的にブルーライトカットをオンにする方法
就寝前にスマホを見ていると光が強すぎて寝付きが悪くなるため、寝る1時間前くらいにはブルーライトカットにするのをおすすめします。
また、夜中に起きてスマホを確認する際もブルーライトカットにしておけば強い光を目に当てることがありません。
設定→画面→視力保護
時間帯指定をオンにして、開始時間と終了時間を設定します。
また、寒色・暖色については好みで設定して下さい。
ホーム画面に関する設定
ホーム画面に表示するアプリの数や通知の有無などの表示について紹介します。
⑤すべてのアプリをホーム画面に表示しない
HUAWEI nova lite2の初期設定では、すべてのアプリがホーム画面に表示されていますが(標準表示)、必要アプリだけをホーム画面に表示したい(ドロワー)という場合の設定を紹介します。
設定→画面→ホーム画面のスタイル
「ドロワー」を選択すると、ホーム画面下に「アプリを全て表示するアイコン」が表示され、好きなアイコンだけをホーム画面に表示できるようになります。
⑥バッジ・未読数の表示
アプリのアイコンに通知の印や未読数を表示することで、そのアプリに新しい情報があることを知ることができます。
ホーム画面を長押し→「︙」
バッジアプリアイコン
「未読メッセージ(未読数が表示される)」か「通知メッセージ(●だけが表示される)」のどちらかを選びますが、「通知メッセージ」の方が対応アプリが多くなっています。
⑦メインの都市と現在地の天気を2つ表示する
こちらの設定はインストールされている天気アプリのウィジェットを使ってメインの都市と現在地の天気・時刻を両方表示する方法を紹介します。
ホーム画面を長押し→ウィジェット
天気ウィジェットを選び、長押ししたまま空きスペースへ配置します。
そのウィジェットの天気の部分をタップします。
左上のアイコンをタップ
メインの都市を選択後、現在地も追加します。また、一覧表示されている都市以外に住んでいる方は「都市の追加」から追加します。
現在の位置
ホーム画面のウィジェットを見ると2つ天気が表示されていて、天気と時刻が別々に表示されます。
時刻に関しては海外旅行に行ったときに便利な機能ですね。
通話機能に関する設定
電源ボタンで通話を終了する。画面を伏せて着信音を消音するなど通話が便利になる設定を紹介します。
⑧電源ボタンで通話を終了
画面上の電話を切るボタンを押さなくても電源ボタンを押して電話を切ることができますが、格安SIMの通話料半額アプリを使っている場合は切れないこともあるため注意が必要です。
設定→無線とネットワーク
通話設定
電源ボタンで通話を終了する
⑨ポケットに入れているときは着信音を大きくする
ポケットやバッグに入れているときに着信音を大きくします。ただし、いきなり大きい音が出るわけではなく、徐々に大きくなります。
設定→無線とネットワーク
通話設定
ポケットモードをオンにする
⑩よくかける相手を短縮ダイヤルに登録する
HUAWEI nova lite2に標準インストールされている通話アプリのみ利用できる機能ですが、2~9までよく電話をかける相手を登録して、その番号を長押しすることですぐに電話をかけることができます。
設定→無線とネットワーク
通話設定
スピードダイヤル
未登録の番号をタップする
連絡先から登録したい人を選ぶ
通話アプリを起動し、登録している番号を長押しすると電話をかけることができます。
格安SIMの通話半額アプリをメインで使っている方は、「0035-44」や「0035-45」など(この番号は格安SIMによって異なる場合がある)を付けた状態の番号を連絡先に登録していれば、この機能が便利に使えます。
例)090-1234-5678の番号の場合、00354409012345678で連絡先に登録する
通常の電話番号とは別に、スピードダイヤル専用にその人を追加しておくと良いです。
⑪画面を伏せて着信音を消音する
着信があったときやアラームが鳴っているときに、画面をタッチしなくても画面を伏せて置くだけで着信音を消すことができます。
設定→スマートアシスト
モーションコントロール
伏せる
着信音をミュートをオンにする。また、タイマーやアラームも消音したい場合も可能です。
指紋認証などセキュリティに関する設定
HUAWEI nova lite2は背面に指紋認証専用が付いていて指紋を登録していれば一瞬でロック解除が可能です。ただし、手袋をしているときや指が濡れているときは指紋を認証しない場合があるため、その場合は顔認証も登録しておくと非常に便利です。
⑫指紋認証でロックを解除する
指紋の登録は左右の人差し指を登録しておくと便利です。また、指紋認証だけでのロック解除はできないため、PINコード(4桁の数字)やパスワードなど、指紋認証以外のロック解除も同時に登録する必要があります。
設定→セキュリティとプライバシー
指紋ID
指紋管理
指の真ん中だけでなく、端の方もセンサーに触って登録します。
⑬顔認証でロック解除する
手袋をしているときや指が濡れているとき、そして本体を床やテーブルに置いているときには顔認証でのロック解除が便利です。
顔認証でのロック解除は電源ボタンを押し、ロック画面が表示されると一瞬でロック解除が可能です。
設定→セキュリティとプライバシー→顔認証
枠内に顔を映すと顔の登録が完了します。
顔認証でのロック解除は「ダイレクトロック解除」の方が便利です。
⑭人に見られたくないアプリをロックする
LINE、メール、Twitterなど人に見られたくないアプリをロックし、パスワードを入れないとそのアプリが開かないようにできます。
設定→セキュリティとプライバシー→アプリのロック
ロックをかけたいアプリをオンにする
⑮端末を探すをオンにする
「端末を探す」とはスマホを失くしてしまったり、家の中でどこに置いたかわからなくなったときに地図で場所を確認したり、音を鳴らして探すことができる機能です。
万が一に備えて必ずオンにしておきましょう。
設定→セキュリティとプライバシー→端末を探すをオンにする
他のAndroid端末から探す場合は「デバイスマネージャー」というアプリをインストールし、PCから探す場合は「https://www.google.com/android/find?u=0」にアクセスします。
操作をやりやすくするための設定
やりづらかった操作がこの設定をすることでやりやすくなるかもしれません。
⑯簡易モードをオンにして「らくらくスマホ」のような仕様に変更する
設定→システム
簡易モード
適応
このような画面に切り替わり、配置されるアプリは固定されます。
⑰ミニ画面、ミニキーボードで操作する
画面やキーボードを小さくして片手で操作しやすいように変更します。
設定→スマートアシスト
ワンハンドUI
ミニ画面表示とキーボードの移動をオンにする
ナビゲーションバーを左からなぞると画面が小さくなります。
ミニキーボードに関してはロック画面でのパスワード入力や通話アプリでの電話番号をの入力キーボードなど対象です。
検索やLINEなどでの文字入力は文字入力アプリごとに設定する必要があります。
⑱3本指でスクリーンショットを撮る
HUAWEI nova lite2は「電源ボタン+ボリュームボタン小」の同時押しでスクリーンショットを撮ることができますが、同時押しが難しくてできない場合や床に本体を置いているときに、画面をなぞって撮ることも可能です。
設定→スマートアシスト→モーションコントロール
3本指でスクリーンショットを取得
これをオンにすると下の絵のように3本指でスクリーンショットが可能になります。
ちなみに「電源ボタン+ボリューム大」を同時押し(少し長押し)すると動画として保存することができるので、スマホゲームの実況プレイをYouTubeなどでやっている方は便利だと思います。
⑲指紋認証センサーで操作する
HUAWEI nova lite2の指紋認証センサーは画面ロック解除だけではなく、ちょっとした操作も可能です。
また、これらの操作は指紋の登録は関係なく、指紋を登録していない指でも操作可能です。
写真を閲覧に関しては、カメラアプリ内での操作が対象となります。(ギャラリーアプリでは反応しません)
⑳長押しの時間を変更する
長押ししたつもりはないのに何故か長押しになってしまうときは長押しの時間を変更しましょう。初期設定では「短め」になっているため、ちょっと触っただけで長押ししたことになるようになっています。
スマホに慣れていない方は「普通」か「長め」に設定する方が操作しやすいと思います。
設定→スマートアシスト
ユーザー補助
押し続ける時間
「短め・普通・長め」から選択します。
メインで使用するアプリや通知に関する設定
メインで使用するアプリを決めたり、着信などの通知があったときにランプを点滅させるなどの設定を紹介します。
㉑メインで使用したいアプリを決める
メールで届いたURLを開いたときに起動するブラウザを決めるなど、メインで使用するアプリを決めることができます。
設定→アプリと通知
デフォルトアプリ
メインで使用したい機能を選ぶ
例えばブラウザの場合、インストールされているブラウザの一覧が表示されるので、自分が好きなブラウザアプリを選ぶことで、そのブラウザがメインで使用するアプリとなります。
㉒LED通知
メールや電話の着信があったときに画面を点けなくてもランプでなにかの通知があったことがわかるように設定します。
この機能をオンにするとこのように通知ランプがゆっくりと点滅します。
設定→アプリと通知→LED通知をオンにする
㉓メールが届いたときなどに画面を点灯させる
スリープ状態になっているときでもメールなどが届いたときに画面を点灯することができます。
設定→アプリと通知→通知で画面を点灯をオンにする
その他の設定
最後にこれまで紹介した設定のカテゴリ以外で知っておくと便利な設定を紹介します。
㉔テザリング
HUAWEI nova lite2でテザリングするための設定を紹介します。
設定→無線とネットワーク
テザリングとポータブルアクセス
ポータブルWi-Fiアクセスポイント
Wi-Fiアクセスポイントを設定
アクセス先の名前とパスワードを変更します。(変更したくない方はしなくても大丈夫です)
あとはテザリングを使用したいときにだけ、ここをオンにします。
そしてネットに接続したいPCやタブレットのWi-Fi設定で、HUAWEI nova lite2に接続します。
また、ステータスバーの「アクセスポイント」をタップしてもテザリングがオンになります。
㉕良い音質で音楽を聴くための設定
HUAWEI nova lite2は普通のイヤホンでも設定を変更することで、かなりの高音質で音楽を聴くことができます。
また、この設定はイヤホンやヘッドホンを接続した状態でのみ操作可能です。
設定→音
Huawei Histenサウンド効果
3Dオーディオをオンにして、「近接・前面・ワイド」を好みで選びます。
接続しているヘッドセットタイプに合わせて設定しておくと、より音が良くなります。
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