LINEモバイルはドコモの回線を利用しているため、ドコモで購入したスマートフォンはSIMロック解除をすることなくそのまま利用することができます。
auやソフトバンクで購入したスマートフォンではSIMロック解除が必要になるため、その必要がないドコモからの乗り換えが一番楽に乗り換えることができます。
そこでドコモからLINEモバイルに乗り換えた場合どれくらい月々のスマートフォン代を節約できるのかをシュミレーションしてみたいと思います。
もくじ
ドコモはかけ放題の加入が必須のため非常に高額になる
ドコモのスマートフォン代が高い理由は、かけ放題の加入が必須であるという点が一番大きくなっています。
◆ドコモのカケホーダイの価格
カケホーダイ…2,700円(無制限かけ放題)
カケホーダイライト…1,700円(5分かけ放題)
このかけ放題に加え、選択したデータ容量分の価格がプラスになります。しかし格安SIMではかけ放題は基本的にオプションになり、かけ放題が必要な方のみがオプションとして追加することができるため、不要な人であればさらにスマートフォン代を節約することができます。
この前ドコモショップに行って聞いてきたんだけど、電話しないからかけ放題解約したいって言ったらそれはできないって。電話しないのにかけ放題辞められないっておかしすぎるでしょ!
格安SIMだったらかけ放題はオプションになっているからシム王子のように電話をしない人は格安SIMに乗り換えた方がいいってことじゃ。
ドコモとLINEモバイルの価格を比較すると
それではドコモとLINEモバイル(コミュニケーションフリープラン)の価格の差をデータ容量別に見ていきたいと思います。
データ容量 | カケホーダイ | カケホーダイライト | LINEモバイル |
2GB | 6,500円 | 5,500円 | - |
3GB | - | - | 1,690円 |
5GB | 8,000円 | 7,000円 | 2,220円 |
7GB | - | - | 2,880円 |
10GB | - | - | 3,220円 |
20GB | 9,000円 | 8,000円 | - |
30GB | 11,000円 | 10,000円 | - |
LINEモバイルのこの価格にはかけ放題のプランが含まれていない分さらに安くなっているというのもあるが…
5GBプランで比較すると5,780円の差が出る
ドコモでカケホーダイを利用している方であれば、月間で5,780円節約することができます。
1年で50,000円くらい浮くことになるの。
LINEモバイルのコミュニケーションフリープランとは
コミュニケーションフリープランは、LINE・Twitter・Facebook・InstagramのSNSアプリがカウントフリーとなり、どれだけこれらのアプリを利用してもデータを消費しないため使い放題になります。
そのため友だちと連絡を取る際にLINEの無料通話を使えば一切通話料やデータ通信料も発生しないため、さらにスマートフォン代を節約することができます。
これが人気で今LINEモバイルの加入者がどんどん増えているぞ。
LINEモバイルは混み合う時間帯でも安定した速度が出ている
格安SIMの最大のデメリットは平日のお昼や通勤通学の時間帯になると極端に通信速度が遅くなり、サイトの表示に時間がかかり、動画を見る際も止まってしまう事があるという点です。
しかしLINEモバイルは通信速度の安定化には力を入れていて、他社の格安SIMと比較しても常に安定した速度を保っています。
LINEモバイルの通信速度結果
時間 | ダウンロード(単位Mbps) | アップロード(単位Mbps) |
8時 | 7.17 | 5.54 |
10時 | 51.80 | 16.27 |
12時 | 8.17 | 11.68 |
13時 | 16.20 | 12.01 |
15時 | 23.26 | 35.81 |
17時 | 15.08 | 3.68 |
18時 | 4.62 | 3.53 |
19時 | 7.75 | 2.11 |
20時 | 5.99 | 2.57 |
21時 | 7.87 | 4.21 |
22時 | 8.01 | 5.11 |
ドコモの場合はどの時間帯でも常に10~30Mbps台となりますが、LINEモバイルは5Mbpsを切る時間帯もあります。
しかしサイトの表示やYouTubeなどの動画を見る際には3Mbps程度速度が出ていれば問題なく見ることができるため、使用感はドコモを利用しているときと全く変わりはありません。
さすがに1Mbpsを切ると遅いと感じるが3Mbps以上出ていれば全く問題ないんじゃ。
ドコモから乗り換えてできなくなること
もしドコモからLINEモバイルに乗り換えた場合、月々のスマートフォン代を大幅に節約できる。LINEなどのSNSアプリが使い放題になるというメリットがありますが、デメリットもあります。
もしこれらのデメリットが困る場合は乗り換えはおすすめしません。
デメリット1:@docomo.ne.jpのメールアドレスが利用できなくなる
@docomo.ne.jpはドコモを解約してしまうと利用できなくなります。そのためこのアドレスであらゆるサービスに登録している場合はアドレスの変更依頼をする必要があります。
もちろんこのアドレスでやり取りをしている場合はアドレスが変わったことをお知らせする必要もあります。
LINEモバイルにはLINEモバイル専用のアドレスはないため、基本的にはメインで利用するアドレスはGmailを利用することになります。
デメリット2:キャリア決済が利用できなくなる
ゲームの課金、ショッピングなどでの支払い時に、スマートフォンではクレジットカードやキャリア決済が選択できますが、ドコモを解約するとキャリア決済ができなくなり、基本的にクレジットカードでの決済になります。
また、ゲームの課金やアプリの購入などはGooglePlayカードやiTunesカードをコンビニなどで購入して支払いすることも可能です。
キャリア決済を使うことによってクレジットカードを登録してなくても簡単に決済ができるという仕組みじゃ。
デメリット3:気軽にわからないことを聞けなくなる
ドコモショップは全国各地にたくさん出店されているため、わからないことがあればショップに行って気軽に質問することができます。しかしLINEモバイルはドコモショップのように店舗がたくさんあるわけではないため、基本的にわからないことは電話、メール、LINEで質問することになります。
デメリット4:大容量プランが選択できない
ドコモには20GB、30GBの大容量プランがありますが、LINEモバイルは最大容量が10GBとなっているため最低でも20GBは必要という方には向きません。
最後に
LINEモバイルに乗り換えたらできなくなることがデメリットに感じないようであれば、月々4,000~5,000円節約できるというメリットは非常に大きく、解約手数料が発生したとしても元は3ヶ月で取り戻せるため、すぐにでも乗り換えた方がお得になります。
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