今使っているiPhoneを格安SIMに乗り換えて、もっと月々の使用量を抑えたいと思ったときに、知っておかなければいけないSIMカードのサイズとSIMロック解除について解説していきたいと思います。
もくじ
iPhoneのSIMカードは「nanoSIM」が使われている
スマホに使われているSIMカードの種類(サイズ)は3種類ありますが、iPhone5以降はすべて「nanoSIM」が使われています。
そのため、現在使用しているiPhoneを格安SIMに乗換える場合、nanoSIMを選択しましょう。もし間違ったサイズで申し込みしてしまうとSIMカードの交換に別途料金がかかってしまいます。
※楽天モバイル申し込み画面より
SIMロック解除が必要かどうかを調べる
ドコモ・au・ソフトバンクなどキャリアから販売されているiPhoneはSIMロック状態で販売されています。そのため、他社のSIMカードを利用たい場合はSIMロック解除をする必要があります。
ただし、ドコモのiPhoneの場合ドコモ回線を利用しているMVNO(OCNモバイルONE、楽天モバイルなど)の場合、ドコモのSIMカードを借りて運営しているためSIMロック解除をしなくても利用することが可能になります。またauも同じでauの回線を利用したMVNO(mineo、IIJmio、UQモバイルなど)であれば、SIMロック解除が不要となります。
※mineo、IIJmioはドコモ回線もあり
ソフトバンクに関しては、ソフトバンク回線を利用しているMVNO現在存在しません。ソフトバンクグループとしてはY!mobileがありますが、ソフトバンクのiPhoneでもSIMロック解除が必要になります。
2017/02/03追記
2017年3月22日より日本通信(b-mobile)がソフトバンクの回線を利用した格安SIMの販売をスタートすることになりました
iPhoneがSIMロック解除できるようになったのはiPhone6sからになるため、iPhone6s以降に発売されたiPhoneがSIMロック解除ができる対象の機種となります。
そのためiPhone6やiPhone5sなどはSIMロック解除ができないため、ドコモ版のiPhone6はドコモ系MVNO、au版のiPhone6はau系のMVNOに乗り換えればそのまま利用することができます。
もし乗り換えた場合どれくらい安くなるかはこちらのページで紹介しています。
・ドコモでiPhone7を使うとこんなに損している!SIMフリー版iPhone7をLINEモバイルで利用すると6万円も安くなる!
・auで購入したiPhone7を解約してmineo(マイネオ)に乗り換えたらどれくらい安くなるの?
ドコモ回線を利用している主なMVNO
楽天モバイル
楽天モバイルの特徴
・楽天スーパーポイントを貯まる
・楽天スーパーポイントで支払いが可能
・2年、3年など長期の契約の場合、機種代の大幅割引あり
OCN モバイル ONE
OCN モバイル ONE特徴
・全国約82,000ヶ所のアクセスポイントでWi-Fiが無料で使用可能
・10分以内かけ放題、トップ3かけ放題など電話をたくさんする人にメリットがあるプランあり(850円/月)
・1契約で複数のSIMカードの契約ができるため、複数の端末でパケットを共有できる
LINEモバイル
◆LINEバイルの特徴
・ドコモ回線
・データ通信SIMの最安プランは500円で利用可能
・LINEやTwitterなどの人気のSNSアプリが使い放題
・格安SIMの中でもトップクラスに通信速度が速い
au回線を利用している主なMVNO
UQ mobile
UQ mobile特徴
・auと同じKDDIグループが運営している
・ぴったりプラン、たっぷりプランなど、無料通話込みの料金プランがある
・auからの乗り換えでも1年間1000円割引キャンペーン対象になった
IIJmio
IIJmio特徴
・ドコモとauの回線から選択できる
・1つの契約で複数台のスマホが利用可能
・みおふぉんダイアルアプリで通話料が半額
・安定の通信速度で顧客満足度1位
mineo
mineo特徴
・ドコモとauの回線から選択できる
・毎月1GBまでパケットをもらうことができる
・他社で購入したスマホの修理も依頼できる
・mineo専用のコミュニティサイト「マイネ王」でわからないことを質問できる
・いつでも安定した速度で利用できる「プレミアムコース」(2017年2月開始予定)
・5分以内かけ放題サービス(2017年3月開始予定)
・全国に設置されている店舗にて初期設定サポートあり
アップルストアなどから購入したSIMフリーのiPhoneはどこでもSIMロック解除不要