格安SIMの契約には、身分証の提示やクレジットカードの登録が必要になる場合が多いですが、プリペイドSIMは個人情報を入力するなどの手続きが必要なく、利用期限や一定のデータ容量まで使い切ったら使えなくなるため解約する手間もありません。
また、「お試しで」「出張のときだけ」「短期間だけタブレットを使いたい」というような使い方も可能です。
そこで、各社から販売されているプリペイドSIMの違いや、どれくらいの価格で利用できるかなどを紹介したいと思います。
もくじ
格安SIMとプリペイドSIMの違い
格安SIM | プリペイド格安SIM | |
支払い方法 | 後払い(クレジットカード・口座振替) | 前払い(現金・クレジットカード) |
契約種別 | データ通信・SMS・音声通話 | データ通信のみ |
エリア・速度 | 同じ | |
使用料 | 安い | 高い |
解約手続き | 必要 | 不要 |
使った分だけ料金を支払う後払い制の「格安SIM」と、決められた分(期間やデータ容量)だけしか使えない前払いで制の「プリペイドSIM」というのが特徴です。
また、プリペイドSIMは3,000円の契約事務手数料が必要ないという特徴がありますが、音声通話やSMSは利用できません。
そして、基本的に格安SIMを契約する場合、クレジットカードの登録や身分証の提示などをしなければいけませんが、プリペイドSIMであればネットや家電量販店・コンビニで購入し、契約不要ですぐに利用開始できるという手軽さから、お試しで使ってみて使い勝手が良ければ契約するということも可能です。
メール付き OCNモバイルONE プリペイドSIM
タイプ | 20日期間型(50MB/日) | 30日期間型(30/日) | 1GB容量型 |
利用期間 | 20日間 | 30日間 | 3ヵ月後の月末まで(容量使い切り) |
価格 | 2,800円 | 3,791円 | 3,200円 |
データ容量 | 50MB/日 | 30MB/日 | 1GB |
容量追加 | 2,200円/50日 | 2,839円/50日 | 2,000円/1GB |
SIMカードの返却 | 必要 | ||
通常プランへの切替 | 可能 | 不可能 | 可能 |
購入方法 | オンラインショップ/家電量販店 | オンラインショップ/家電量販店 | コンビニ |
ほとんどのプリペイド格安SIMではネットのみが使えるタイプが多いですが、OCNモバイルONEの特徴は、プリペイドSIMでもメールアドレスを1つ利用できるという点です。
また、プリペイドSIMから通常プランに移行した場合でもそのメールアドレスは継続して利用することが可能になります。
auSIMは返却不要 mineo プリペイドSIM
価格 | 3,200円 |
利用期間 | 開通日の翌月末 |
データ容量 | 1GB |
容量追加 | 不可 |
通常プランへの切替 | 可能 |
SIMカードの返却 | auSIM:不要
ドコモSIM:必要 |
購入方法 | Amazon/eoショッピングモール |
mineoのプリペイドSIMは容量の追加ができないため、使い切りタイプになります。
低価格 IIJmio プリペイドSIM
価格 | 3,791円 |
利用期間 | 3ヶ月 |
データ容量 | 2GB |
容量追加 | 1,500円/500MB、3,000円/2GB |
通常プランへの切替 | 可能 |
SIMカードの返却 | 必要 |
購入方法 | Amazon/家電量販店 |
IIJmioのプリペイドSIMは他社のプリペイドSIMに比べても2GBを3,791円と比較的低価格で利用できます。容量の追加もできるため継続して使うことも、通常プランへの切替も可能です。
最後に
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