iPhoneではどのアプリがどれくらいモバイルデータ通信をしているか、個別で見ることができます。
そのため自分がどのアプリをたくさん利用しているのかがわかるため、よく利用しているアプリがカウントフリー対象となっている格安SIMを選ぶことで、データ消費に気をつけながらiPhoneを利用する必要も無くなり、万が一通信速度制限がかかったとしてもそれらのアプリは常に高速で利用できるというメリットがあります。
そのアプリがカウントフリー対象となっている格安SIMを選べば今よりももっとデータ容量が少なく契約もできるぞ。
もくじ
iPhoneでアプリごとのモバイルデータ通信量を確認する方法
設定→モバイルデータ通信
ここに表示されたアプリがiPhoneでデータを消費しているアプリ一覧になり、データ消費量が多い順に並びます。
ということはAbemaTVがカウントフリーとなっている格安SIMを選べばいいってことじゃ。
モバイルデータ通信の統計は毎月1日に手動でリセットする必要がある
この統計は手動でリセットしなければ数ヶ月間のデータ消費量で表示されるため、1ヶ月にどれくらい消費しているのかがわかりません。
そのため毎月1日に手動でリセットすることで、1ヶ月ごとにどのアプリがどれくらいデータを消費しているのかがわかるようになります。
LINE、TwitterなどのSNSアプリが多かった場合「LINEモバイル」がおすすめ
LINEモバイルはLINEはもちろん、Twitter・Facebook・Instagram・LINE MUSICがカウントフリーで利用できます。
LINEモバイルプランごとのカウントフリー対象アプリ
アプリ | LINEフリープラン | コミュニケーションフリープラン | +MUSICプラン |
LINE | ◯ | ◯ | ◯ |
× | ◯ | ◯ | |
× | ◯ | ◯ | |
× | ◯ | ◯ | |
LINE MUSIC | × | × | ◯ |
LINEモバイルのプランごとの価格
LINEフリープラン
データ通信 | 音声通話+データ通信 | |
カウントフリー | LINE | |
1GB | 500円 | 1,200円 |
+SMS | +120円 | 無料 |
LINEフリープランは月額500円から利用できるプランで、LINEのみがカウントフリー対象となります。
選択できるデータ容量は1GBのみとなっているため、2台目のスマホやタブレットを格安で利用するプランとして人気となっています。
コミュニケーションフリープラン
データ通信+SMS | 音声通話+データ通信+SMS | |
カウントフリー | LINE、Twitter、Facebook、Instagram | |
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | 2,640円 | 3,220円 |
コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、Instagramがカウントフリー対象となり、データ容量も3~10GBまで選択できるためメインで利用するスマホで良く利用されているプランです。
MUSIC+プラン
データ通信+SMS | 音声通話+データ通信+SMS | |
カウントフリー | LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC | |
3GB | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | 2,140円 | 2,720円 |
7GB | 2,700円 | 3,280円 |
10GB | 2,940円 | 3,520円 |
+MUSICプランは2017年夏までに新しくLINE MUSIC以外の音楽定額アプリが追加される予定になっています。
例えばLINEで毎月1GBデータを消費しているようであれば、LINEモバイルではこれまでよりも1GB少ないプランで利用できるため、その分スマホ代を節約できることになります。
YouTube、AbemaTVなどの動画アプリが多い場合は「BIGLOBE」がおすすめ
BIGLOBEには「エンタメフリーオプション(月額480円~)」というオプションがあり、このオプションを追加することでYouTube、AbemaTVなどのアプリがカウントフリーとなります。
モバイルデータ通信の消費量が最も多いのが動画となり、特にYouTubeを頻繁に利用しているため通信速度制限がかかっているという方におすすめです。
エンタメフリーオプション詳細
エンタメフリーオプション価格
音声通話SIM | 480円/月 |
データ通信SIM | 980円/月 |
音声通話SIMとは、電話とネットの利用ができる一般的なスマホで利用するプランになり、データ通信SIMはネットだけが利用できるプランとなるため2台目のスマホやタブレットで利用することが多いプランになります。
カウントフリー対象アプリ
YouTube、AbemaTV、GooglePlayMusic、Apple Music、Spotify、AWA、radiko.jp
YouTubeだけで5GB使っているようだったら、もっと少ないデータ容量で契約してプラス480円のオプションをつけた方が安上がりになる可能性はあるぞ。
BIGLOBE料金表
SIM種別 | 1GB | 3GB | 6GB | 12GB | 20GB | 30GB |
データ通信SIM | - | 900円 | 1,450円 | 2,700円 | 4,500円 | 6,750円 |
データ通信SIM(+SMS) | - | 1,020円 | 1,570円 | 2,820円 | 4,620円 | 6,870円 |
音声通話SIM | 1,400円 | 1,600円 | 2,150円 | 3,400円 | 5,200円 | 7,450円 |
エンタメフリーオプションを利用できるのは6GB以上のプランとなります。
この価格でYouTubeやAbemaTVが見放題になるんだったら安いもんじゃろ。
利用しているアプリがカウントフリー対象に無い場合は無料で1GBもらえる「mineo(マイネオ)」がおすすめ
mineo(マイネオ)にはカウントフリーのサービスはありませんが、毎月1GBまで無料で追加できる「フリータンク」というサービスがあります。
特定のアプリがたくさんデータを消費しているわけでない場合や、よく利用しているアプリがカウントフリー対象ではなかった場合は無料で1GBまで追加できるmineo(マイネオ)がおすすめです。
フリータンクとは
フリータンクとは、データが余り使い切れそうに無い人がタンクに入れ、月末にデータが無くなりそうな人がそのタンクからデータを1GBまで引き出して利用できるサービスです。
データを1GB追加購入すると1GBで1,000円が一般的ですが、それが毎月無料で利用できるということで非常に人気のサービスとなっています。
mineo(マイネオ)料金プラン
データ容量 | Dプラン | Aプラン | ||||
データ通信 | データ通信+SMS | 通話+SMS+データ通信 | データ通信 | データ通信+SMS | 音声+SMS+データ通信 | |
500MB | 700円 | 820円 | 1,400円 | 700円 | 700円 | 1,310円 |
1GB | 800円 | 920円 | 1,500円 | 800円 | 800円 | 1,410円 |
3GB | 900円 | 1,020円 | 1,600円 | 900円 | 900円 | 1,510円 |
5GB | 1,580円 | 1,700円 | 2,280円 | 1,580円 | 1,580円 | 2,190円 |
10GB | 2,520円 | 2,640円 | 3,220円 | 2,520円 | 2,520円 | 3,130円 |
※料金表はスマホであれば左右にスクロール可能です。
mineo(マイネオ)はドコモ回線、au回線の2つの回線から選択できるマルチキャリアに対応していて、au回線であるAプランの方が若干安くなっています。
対応のiPhone一覧
LINEモバイル、BIGLOBEはドコモ回線を利用しているため、ドコモで購入したiPhoneであればSIMロック解除無しで利用でき、マイネオはドコモ・auから購入したiPhoneのどちらもSIM解除無しで利用できます。
また、ソフトバンクから購入したiPhoneはLINEモバイル、BIGLOBE、マイネオのどれを選んでもSIMロック解除が必須となります。
LINEモバイル | BIGLOBE | mineo | ||
利用回線 | ドコモ | ドコモ | ドコモ(Dプラン) | au(Aプラン) |
ドコモ版 | iPhone5s以降 ※SIMロック解除不要 |
iPhone5s以降 ※SIMロック解除不要 |
iPhone5s以降 ※SIMロック解除不要 |
iPhone5s以降 ※SIMロック解除不要 |
au版 | iPhone6s以降 ※SIMロック解除必要 |
iPhone6s以降 ※SIMロック解除必要 |
iPhone5s以降 ※SIMロック解除不要 |
iPhone5s以降 ※SIMロック解除不要 |
ソフトバンク版 | iPhone6s以降 ※SIMロック解除必要 |
iPhone6s以降 ※SIMロック解除必要 |
iPhone6s以降 ※SIMロック解除必要 |
iPhone6s以降 ※SIMロック解除必要 |
SIMロック解除ができるようになったのがiPhone6s以降のため、SIMロック解除に対応していないiPhone6、iPhone6 Plus、iPhone5sに関しては同回線を利用しなければいけません。
そのためソフトバンク版のiPhone6、iPhone6 Plus、iPhone5sは利用できません。
iPhoneをドコモで利用した場合とLINEモバイルで利用した場合の価格差
こちらはドコモでiPhone7を機種変更で購入し5GBで利用した場合と、SIMフリー版のiPhone7を購入しLINEモバイルの5GB(コミュニケーションフリープラン)で利用した場合の価格差です。
◆ドコモでiPhone7(32GB)を購入した場合の月々支払額(税抜き価格)
カケホーダイライト(5分かけ放題):1,700円
データMパック(5GB):5,000円
spモード:300円
iPhone7支払い:825円(2,975円-2150円)
合計:7,825円
◆SIMフリー版のiPhone7を購入しLINEモバイルで利用した場合の月々支払額(税抜き価格)
コミュニケーションフリープラン5GB:2,220円
iPhone7機種代:3,033円(72,800円÷24)
合計:5,253円
しかもLINEなどがカウントフリーになるから、3GBで契約しても問題ないかもしれないという特典付きじゃ。
最後に
今やスマホ代に月々8,000円以上支払わなくても1,000~2,000円ほどで利用できるようになったため、自分の使い方に合った格安SIMを選ぶことでさらにお得に利用できるようになるでしょう。
LINE・Twitter・Facebook・Instagram・LINE MUSICが使い放題
月額プラス480円~のエンタメフリーオプションでYouTube、AbemaTV、GooglePlayMusic、Apple Music、Spotify、AWAが使い放題
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