格安スマホとSIMカードを別々で購入した場合、SIMカードを入れただけではネットの接続はできません。各MVNOが指定しているAPN情報の設定を行う必要があります。
もしSIMカードって何?という方は「SIMフリー、SIMロック、SIMフリースマホ、格安スマホっていったい何? 」で詳しく紹介しています。
APNとは?
APNとは「アクセスポイントネーム」の略で、スマートフォンをインターネットに接続する際に接続先を指定する識別子のことです。
APNと言うのは「アクセスポイントネーム」の略で、スマホをネットに接続するために必要な設定なんじゃ。
APN設定をしなくてもいいのはこんなとき
・ドコモでスマホを購入し、ドコモのSIMカードを利用する場合
・MVNOでスマホと格安SIMを同時購入した場合
・スマホとSIMカードを同じMVNOで購入している場合
APN設定方法(Android編)
APN設定方法は、SIMカードを購入した際に同封されていたカードや冊子などに記載されていますが、もし無くしてしまった場合は「MVNO名 APN」で検索すると設定情報を探すことができます。
例)mineoのAPN情報
名前:mineo
APN:mineo-d.jp
ユーザー名:mineo@k-opti.com
パスワード:mineo
APN情報がわかればスマホの「設定」から入力するだけです。
設定→その他の設定
モバイルネットワーク設定
アクセスポイント名
追加でmineoを作成します。「+」をタップ
名前:mineo
APN:mineo-d.jp
ユーザー名:mineo@k-opti.com
パスワード:mineo
この部分だけこのように入力します。
そして下にスクロールし
認証タイプ:CHAP
を選択し、右上の「︙」をタップ。
保存
今作ったmineoを選択します。
これで設定は完了です。ネットがつながるようになっているか、Chromeなどのブラウザを開いてサイトが表示されれば完了です。
格安スマホによっては代表的なMVNOのAPNがすでに設定している場合がある
Googleが販売しているNexusシリーズ、ASUSのZenFoneシリーズなどは代表的なMVNOのAPN情報がすでに設定されている状態になっているため、わざわざ入力しなくても選択するだけで接続することもできます。
設定→「もっと見る」または「その他」→モバイルネットワーク→アクセスポイント名
選択しただけでネットに接続できない場合、その設定情報が間違っている場合があるため正しいAPN情報を入力する必要があります。
また、iPhoneの場合、Androidのように手入力ではなく、プロファイルのインストールをすることで設定できるようになるため、契約したMVNOのサイトからダウンロードし設定するようになります。
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